写真:Unsplash

[特集記事]2023.12.25

エコロジカル・フットプリントとTNFDのつながり

2023年9月に企業が自然に与える影響やリスクを開示するための枠組み「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)」が発表されました。ネイチャーポジティブ実現に欠くことができない「持続可能な生産と消費」にむけて、ビジネスでのエコロジカル・フットプリント活用を紹介します。

  • ネイチャーポジティブの背景にあるエコフット分析
  • TNFDとエコフットの関係
記事を読む
写真:Unsplash

[特集記事]2023.7.5

新・生物多様性国家戦略:

2030年までにネイチャーポジティブを実現する道筋

日本の生物多様性国家戦略2023-2030が2023年3月末に閣議決定されました。この戦略は、2022年末に生物多様性条約第15回締約国会議で採択された2030年「昆明・モントリオール生物多様性枠組」を踏まえて策定されたもので、生物の多様性を保全し、持続可能に利用するための我が国の基本的な計画です。日本は2030年までにネイチャーポジティブの実現をめざすこととし、基本戦略のひとつとしてネイチャーポジティブ経済の実現に取り組むことが決まりました。

この計画の実行状況を測る指標のひとつにエコロジカル・フットプリントが挙げられています。

  • 2030年までの国家戦略決定 生物多様性を回復軌道へ (ネイチャーポジティブの実現/事業活動への働きかけ強化/ロードマップの確実な実行へ)
  • エコロジカル・フットプリントの役割
記事を読む
(出典:生物多様性事務局,2020,地球規模生物多様性概況第5版)

[特集記事]2023.2.7

自然との共生への移行

2022年12月7日~19日、カナダで開催された生物多様性条約第15回締約国会議で、2030年までの新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されました。自然との共生をめざす2050年までの4つの世界目標(ゴール)とともに、2030年までの目標(ミッション)として、生物多様性の損失を食い止め、回復軌道に乗せることを掲げ、その実現のため23の行動目標(ターゲット)が合意されました。あわせて、進捗をモニタリングするしくみや報告・レビューの方法についても合意されました。この新たな枠組は、「モントリオールなくしてパリなし」と言われ、地球温暖化対策のパリ協定とつながるものです。

  • 生物多様性のランドマーク(保全と再生 30 by 30/ ネイチャーポジティブのための経済活動へ/ すべての人々が行動を)
  • エコロジカル・フットプリントの役割
記事を読む