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2022年3月4日、(株)日本政策投資銀行(DBJ)グループおよび(国研)産業技術総合研究所(産総研)共催のオンラインシンポジウム:「地球1個分の資源で生きる~持続可能な社会のための新しい資源循環技術~」にて、EFJ会長の和田喜彦(同志社大学経済学部教授)が基調講演をおこないました。

本シンポジウムは、人間も経済も自然の一部として存在しているという世界観に立脚しつつ自然生態系の価値を組み込む新しい経済学を紹介するとともに、最先端の資源循環利用技術を共有して循環経済への道筋を探るもので、約400人の参加がありました。

和田からは、「地球生態系とのバランス指標としてのエコロジカル・フットプリント~ダスグプタ・レビューの示す未来」として、経済学のパラダイムシフトともいえるレビューの概要と、エコロジカル・フットプリント分析について紹介しました。

パネリストからは、「地球1個分の資源で暮らすことを、もはや避けて通ることはできない」「サステナビリティの指標として、エコロジカル・フットプリントがこれからのキーワードになる」といったお話がありました。

さらに、循環型社会にむけて、新たな課題を各分野の知見を集めて解決していくことの必要性を共有しました。

EFJは今後も、さまざまな分野でエコロジカル・フットプリントの理解が深まり、持続可能な生産と消費に貢献できるよう務めてまいります。

[参考資料]

日本経済研究所・「産総研×DBJグループ共催シンポジウムのご案内」

日本経済研究所・日経研7月号「特集」